歴史としての学問 (中公叢書)

歴史としての学問 (中公叢書)

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「一つの文化圏ではぐくまれ成熟したパラダイム,学問的伝統が,他の文化圏に導きられたときに,どういう様相を呈するであろうか。異なった社会的条件下にある,しばしば学問の言語を異にする,異なった集団の中におかれると,時には新しいチャレンジがはたらいて,学問の構造まで既成のものとはちがってくることがあるはずである」p.246